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治安が良いとされるエリアの特徴 |
一般的に治安が良いとされるエリアは▼下記のような特徴があります。
■繁華街から離れている
■街灯の数が多い
それぞれ詳しく解説します。
■繁華街から離れている
多くの人で賑わう繁華街の近くは住宅街に比べ治安が良くない傾向にあります。夜中まで営業する店舗が多く存在する事が影響しております。
例えば、帰宅時間が遅い場合、お酒に酔った人に絡まれたり、酔っ払い同士の喧嘩に巻き込まれたり、入店の勧誘を受けたりする可能性があります。また繁華街のはパチンコやゲームセンター・カラオケ店など存在するため、騒音が気になる事もあるかもしれません。
このような理由から、治安を優先するのであれば繁華街から離れたエリアを選んだ方が安心して暮らす事ができるでしょう。
■街灯の数が多い
街灯の数が少ないエリアは、夜間の人通りが少ないことが予想でき、犯罪が発生しやすい場所の1つと言えるでしょう。その為、帰宅時に不安を感じることがないよう、街灯が途切れないルートがあるのが望ましいです。
治安の確認・判断する方法 |
治安の良いエリアを確認・判断する方法が分からない方は多いと思います。ここではエリアの治安の確認・判断方法について解説します。
■犯罪情報マップの確認
警察本部は「犯罪情報マップ」を作成しております。このマップをみると過去に起こった犯罪の発生状況を地図上で確認でき、住みたいエリアで、どんな犯罪が横行しているか調べられます。
参照:「警視庁犯罪情報マップ」
■周辺エリアの散策
住みたいエリアが決まりましたら実際、周辺を散策する事をお勧めします。歩いて確認する事で治安の良いエリアかを判断しやすくなります。
■落書きやゴミのポイ捨ての確認
建物の落書きや路上のゴミが放置されていると、防犯にも悪影響を及ぼします。【放置されている=ルールを破ってもだれも気にしない】という心理から犯罪が起こりやすいと言えます。
■街灯や設備が壊れたまま放置されていないかの確認
街灯や設備がこわれたままのエリアは防犯に対する意識の低さがうかがえます。特に街灯が壊れて放置したままにしていると犯罪の発生リスクが高いと言えます。日中は明るく見通しが良い場所でも、夜になると真っ暗になり、危険と隣り合わせになる場合があるので、防犯に対する意識が低いエリアは避けた方がよいと言えます。
■キッズゾーン・歩車分離の確認
キッズソーンとは保育所などの園外活動の安全確保を目的として、国がスクールゾーンに準じて設けた区域のことで、路面表示などの交通安全対策を実施し、自動車運転者に注意喚起をおこなっております。さらに新しく開発されたエリアでは、歩行者の安全を確保する事を目的とした、車が通る道と歩行者が通る道を計画的に分けた「歩車分離」が進んでいる地域もあります。
入居者マナーのチェック |
住みたいエリアの治安を確認したあとは実際に住む物件の入居者のマナーをチェックすることも大切です。
■共用部の確認
廊下やゴミ置き場などの共用スペースでは、物件の管理状態とともに入居者のマナーを確認できます。
例えば、廊下に所有物が放置されている場合は、管理規約に違反している入居者が居ると判断できます。また、ゴミ置き場では、散らかっていないか・収集日以外にゴミが置かれていないかなど、入居者のマナーを確認するうえで重要と言えます。
■チラシの散乱
物件の集合ポスト周辺にチラシなどが散乱していないか・そのまま放置していないかなども建物管理の良し悪しの状態を確認する事も重要です。
まとめ |
住みたいエリアの治安は犯罪情報マップを活用したり、実際に歩いてみたりして確認をします。
また、住む物件の共用スペースや掲示板を確認すれば、入居者のマナーを把握でき、入居後にトラブルに巻き込まれるリスクを回避できます。ご家族に小さいお子様や高齢者がいる場合は治安について慎重に調べる事をお勧めします。