後悔したくないお部屋探し
 
入居前に自分の条件に合うお部屋を選んだはずが、入居後に後悔している方はとても多いです。
特に初めて賃貸物件を借りる場合、こだわるべき条件や妥協するポイントなどもわからずに、家賃や雰囲気だけで選んでしまう方も少なくありません。
そのような失敗をしないためにも、賃貸物件でこだわるべき条件を知っておきましょう。
こちらのページでは、優先したいこだわり条件や、優先順位の決め方をご紹介します。
 

譲れない物件条件

 
まずは、賃貸物件を選ぶ際にこだわりたい条件を3つご紹介します。
 

▼日当たり

日当たりが良いと洗濯物が乾きやすいのが利点です。特に南向きの物件は、午後から洗濯物を干しても洗濯物が乾くことが多いので人気があります。

ほかにも、日当たりが良いメリットは、日中部屋に日射しが届くことです。

電気を付けなくても部屋が明るく、冬は暖かくすごしやすいでしょう。

ただ、日当たりが良すぎると夏場の暑さに耐えられないという場合もあるようです。

しっかりと日当たりをチェックしたい場合は、できるだけ日中に内見をして実際に体感してみると良いでしょう。

 

▼バス・トイレ別

お風呂とトイレが別の物件のメリットは、プライベート空間を確保できることや、衛生的に使用できることです。

お風呂とトイレが一緒だと、お風呂に入ったあとに床が濡れてしまうので、どうしても衛生面が気になる方も多いでしょう。

ほかにも、誰かがお風呂に入っているとトイレに行きづらいので、来客時などに困ることもあります。

しかし、お風呂とトイレが一緒になっている物件は、家賃が安い傾向にあり、掃除も楽という点がメリットです。

家賃の安さを重視し、お風呂とトイレが一緒の物件を好む方もいます。

 

▼最寄り駅からの距離

駅が近い賃貸物件は、買い物が便利、夜遅くなったときにも安心などさまざまなメリットがあります。

車を持っていない方にとっては、駅が近いと通勤や通学にとても便利です。

ほかにも、駅周辺はショッピングモールなどの商業施設も多く、楽に買い物ができます。

ただし、利便性が高い駅近物件は、家賃が高い傾向にあることを知っておきましょう。

駅からの距離と家賃とのバランスを見ながら物件を選ぶことが大切です。

 
 
 

妥協できる物件条件

 

こだわりたいポイントが多すぎると、どの物件を見てもなかなか決められず困ってしまうこともあるでしょう。こだわりたい条件とは反対に、妥協しても構わない条件をご紹介します。こだわりたいポイントが多すぎて決められない方は、ぜひ参考にしてください。

 
▼築年数
 
築年数が経った物件をみると、設備などの古さを気にしてと候補から外してしまう方もいるかもしれません。しかし、築年数が経っていても、リノベーションしていたり、リフォームを繰り返していたりして快適にすごせる賃貸物件も少なくありません。そのため、築年数は妥協しても良い条件です。
 
 
▼住宅設備

住宅設備が最新の物件はとても魅力的ですが、住宅設備も妥協しても良いポイントの一つです。最新のキッチンは魅力的ですが、特に料理をしない方であれば、キッチンの機能などは優先順位を下げても良いでしょう。最新の設備は便利で、生活の質を向上させてくれますが、人によっては不要なものもあります。内見の際には、住宅設備の状態もしっかりチェックしておきましょう。

 
 

物件を決める優先順位

 
こだわりたい条件が多すぎて、なかなか決められない方も多いでしょう。そんなときには、物件に求める条件の優先順位を決めることがおすすめです。
ここでは、一般的に優先順位上位に挙げられる条件をご紹介します。

▼家賃

毎月の生活にかかる出費を少しでも減らしたいと考える方は、家賃を基準に探す場合も少なくありません。家賃は毎月支払いを続けるものなので、重要視する条件のひとつです。一般的に、賃貸物件の家賃の基準を考えるときは、自分の手取り収入の約3分の1程度を上限にするのが目安です。賃貸物件を探すときにも、家賃の上限・下限を決めておくと絞り込みもしやすいでしょう。

 

▼立地

子育て世帯、一人暮らしなど、それぞれのライフスタイルによって好ましい周辺環境も異なります。部屋が気に入って入居を決めても、住んでみたら周辺環境に不便を感じるという失敗談も少なくはありません。都心部のメリットは、利便性が高い点です。しかし、家賃が高い、繁華街などが近く夜でも騒がしいなどのデメリットも考えられます。一方、郊外は閑静な住宅街もあるので、仕事の日と休日の切り替えがしやすいです。ただ、車を持っていないと、買い物やおでかけに不便さを感じることもあるでしょう。駅からの距離や買い物環境、治安など利便性や安全性を踏まえたうえで、賃貸物件を探すことも大切です。

 

▼間取り

部屋の間取りによって、住み心地は大きく変わります。特に、家で過ごす時間が長い方は自分の荷物の量や過ごし方に応じた間取りであるかをチェックしておきましょう。間取りで生活の利便性が大きく向上する場合もあります。家賃の予算内で借りられる部屋の間取りをしっかり確認しておきましょう。

 

▼譲れない条件

こだわりたい条件がいくつもある場合は、これだけは譲れないという条件をまず絞っていきましょう。条件に優先順位をつけていくことで、賃貸物件を選びやすくなります。自分の理想の条件が揃っている部屋ばかりを探していると、どうしても家賃との折り合いがつかない場合もあります。そのため、普段の生活に必要な条件を優先に考えていくと条件が絞られるでしょう。子育て世帯であれば、物音の迷惑を考えずに済む1階や、防犯面を考慮したモニター付きインターホンなど、子どもを優先とした条件になることも多いです。

 
 
 

よくある失敗例

 
 
賃貸物件を選ぶときに、失敗しやすいポイントがあることをあらかじめ知っておくことも大切です。

ここでは、いくつかの失敗談をご紹介します。

  • 部屋の雰囲気や設備に惹かれ契約したが、家賃が高く生活が苦しくなった
  • 立地条件ばかり気にしていて、周辺環境を見落としていた
  • 毎月の家賃しか見ておらず、諸経費を見落としていた
  • 部屋の住みやすさで決めてしまい、立地が悪く不便だった

駅近で便利だと思って契約してみたものの、夜は酔っ払いの声がうるさく眠れない、家賃が高くついたなどのパターンもありました。

 
 

お部屋探しで気を付けること

 
 
賃貸物件を選ぶのは大変ですが、いくつかのポイントを抑えておくだけで、スムーズにお部屋探しがすすみます。まずは、こだわりの条件に優先順位をつけておくことです。事前に優先順位を決めておくことで、スムーズに賃貸物件を選べます。立地や周辺環境を重視したい場合は、事前に自分の足で物件の周辺を歩いてみると良いでしょう。また、賃貸物件を借りる際には、毎月の家賃のほかにも敷金や礼金、引っ越し費用などの諸経費がかかります。契約の前に、合計でいくらかかるのかを確認しておきましょう。
 
 

まとめ

 
 
 
さまざまなお部屋を見ていくと、何が良いのかよくわからなくなってしまうことも多いです。

そのため、お部屋探しをする際には、まず自分のこだわりたい条件を出して、優先順位をはっきりさせておきましょう。

そうすることで失敗せずにスムーズにお部屋探しができます。これから賃貸物件をお探しの方は、ご紹介した賃貸物件の条件をぜひ参考にしてみてください。

 
 
 
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