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物件探しから入居まで |
就職先の会社への通勤時間が〇分以内や、夜の帰宅時が不安なのでできるだけ人通りが多い道の近くなど、引っ越し先のエリアや物件の条件を決めます。
「とりあえずどこでも良い」「後で決めれば良い」など、引っ越し先の選定が後回しになると、条件があいまいすぎて不動産業者からの物件紹介もスムーズに進まないことがあります。そのため、引っ越しが決定した段階で引っ越し先のエリアや物件の条件などを決めておくことをおすすめします。
▼1ヶ月~1ヶ月半前:不動産業者を訪問し、物件を紹介してもらう
引っ越し先のエリアや物件の条件を固めたら、不動産業者を訪問し条件に合った物件があるのかを相談します。
条件によっては複数の物件が該当することもあるので、自宅でも確認・検討できるように間取りや物件情報のコピーをもらいましょう。
不動産業者は繁忙期である2~3月になると、ほかのお客さんの対応もあるので予約なしの訪問は対応できない場合があります。
そのため、あらかじめ不動産業者に訪問時間を伝えておくことをおすすめします。
▼1ヶ月前:気に入った複数の物件を内見する
不動産業者から提示された物件のうち、気になる物件を実際に訪問して部屋の内部や設備などを確認しましょう。
内見の際にはあとから確認できるように、部屋やキッチンなどを撮影したり、気になる箇所の寸法などを計測したりするようにしましょう。
複数の選択肢をもらった場合は、可能な限り全ての物件を内見しておいたほうが後々後悔することが無くなります。
長い期間住むことも考えられるので、「やっぱりあの物件の方が良かったかも」ということを考えないように、心残りが無くなるまでどの物件に入居するのかを選びましょう。
▼3週間~1ヶ月前:物件を決定する
間取り図や内見時の写真などを参考に、入居する物件を決定しましょう。
物件を決定した段階で不動産業者に連絡をすることで、その物件を仮抑えしてくれることがあります。
ほかの入居候補者に取られないように、できるだけ早めに連絡しましょう。
もしも入居先にまだ前の入居者がいるようでしたら、ハウスクリーニングやメンテナンスのため少し入居が遅れる可能性があります。
そのような場合、事前に不動産業者から連絡が入るので了承の上、入居手続きに進みましょう。
▼2~3週間前:申し込み、入居審査を行い、賃貸借契約を締結する
物件を決定しましたら、入居のために必要な手続きを行います。
賃貸借契約の際に必要な書類に記載し、身分証明書など必要書類を提出しましたら、入居審査が始まります。
賃貸借契約の際には連帯保証人が必要となりますが、もしも連帯保証人を立てられない場合、保証会社を利用することになります。
保証会社を利用する場合、審査日程が1週間程度延長することもあります。
無事各種審査を通過しましたら、賃貸借契約を締結して完了となります。
契約締結の際に、いつ荷物を搬入し、いつ入居を開始するのかについての打ち合わせもありますので、あらかじめ希望日を検討しておきましょう。
▼2週間前:引っ越し準備をする
賃貸借契約締結後、まずは引っ越し会社の手配をしましょう。
新生活が始まる前の2~3月は不動産業者と同様に、引っ越し業者も繁忙期に入りますので、なかなか予約が取れない場合があります。
ほかの人に引っ越し業者のスケジュールを取られず、希望日通りに引っ越しをするためにも、できるだけ早く引っ越し業者に連絡しましょう。
もしも可能なら、複数の引っ越し業者に見積を取り、最も条件が良い引っ越し業者を選定することで費用を抑えたり、他社よりも良いサービスを受けたりすることができます。
引っ越し業者決定後、新居に持っていく荷物を選定し、まとめます。
冷蔵庫や洗濯機などの大型家電を引っ越し前に購入すると、引っ越し費用がかさんでしまうため、家電を購入する場合は店舗から引っ越し先へ直送してもらいましょう。
▼入居日:新しい物件に引っ越す
荷造りが完了し、購入した家電の直送指示ができ、入居日になりましたら新しい物件に引っ越します。
自宅を出る前には忘れ物はないか、貴重品はすべて自分が持っているかなどの最終確認は忘れず行いましょう。
入居前にやっておく事 |
物件によってはインターネット環境が整っていなかったり、建物全体で共用のインターネット回線を使用しているのでセキュリティに不安をおぼえたりする方もいらっしゃるかと思います。
そのような場合、個別でインターネット契約を行いましょう。
光回線などを導入する場合は壁に穴をあけるなど、各種工事を行うので事前に不動産業者や大家さんの許可が事前に必要となります。
▼水道
お風呂や食器を洗う際に必要な水も、物件によっては個別に契約をしなければならない場合があります。
個別に契約をする必要がある場合は、インターネットで24時間受け付けているので、入居日の3〜4日前には契約を締結しましょう。
物件の中には、家賃や共益費に含まれていることもあります。
▼ガス
お湯を出したり、キッチンで料理をしたりする際に必要なガスは、ガス会社と契約を行わなければなりません。
ガスの開栓時は入居者、及び入居者の親族などが立ち会う必要があるので、引っ越し当日にガスの開栓を依頼するとスムーズです。
開栓手続きは水道と同様、インターネットから行うことができます。
▼電気
家電などさまざまな物で使用する電気は、入居日前日までに契約を行っておきましょう。
入居日当日に契約を行うと、翌日からしか使えない場合もあります。
契約時のポイントとして、電気販売会社はさまざまなプランを用意していることが多いので、ライフスタイルに合ったプランを選ぶことで今後の光熱費を抑えることができます。
▼郵便転送
旧住所に届く郵送物を、新居に届くように手続きを行いましょう。
手続き対象となるのは郵便局だけではなく、運転免許証、住民票、通販サイトなどです。
もしも旧居住地で新聞購読の契約を行っていた場合、解約・配達先変更の手続きを行いましょう。
郵便転送手続きは、引っ越す1~2日前には終わらせておきましょう。
まとめ |
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