間取りのタイプについて
 
お部屋の間取りは、1Rや1K、2DLや3LDKなど様々なタイプのお部屋がございます。
物件を探す際は、間取りの特徴や間取り図面の意味を把握する事をおすすめします。
この記事では、間取りの特徴や、選び方についてご紹介します。
 

間取りの基本

 
間取りは<1R><1K><2DK><3LDK>といったように、数字とアルファベットを組み合わせた【部屋の数】と【部屋の用途】を表しております。
また、部屋の広さを表す単位として【】や【】が使用されますが、このふたつはどちらも【じょう】と読み、広さに違いはございません。和室=畳、洋室=帖と覚えておけば問題ございません。
また、公正競争規約施工規則と呼ばれるルール基づき、【平米数(㎡)】で表す場合は、【1畳=1.62㎡以上】という規定があります。
もし6畳の広さを知りたい時は、【6×1.62=9.72平米(㎡)】と計算する事ができます。
 
 

間取りタイプ

 
■1R(ワンルーム)
1R(ワンルーム)は、室内にドアなどの仕切りがなく、玄関やキッチン、居室まで一体になっている間取りを指します。
比較的、賃料を低く設定している為、学生や一人暮らしの社会人の向いております。
 
 
■1K(ワンケー)
1Kはキッチンと居室で構成されている間取りになります。キッチンと居室が分かれている為、料理の際のニオイや、来客時に玄関から居室が見える事を防ぎます。また1Kはキッチンとは別に部屋があるので一人暮らしであれば、狭さを感じる事は少ないと思います。
 
 
■2DK(ニーディーケー)
2DKは、居室+居室+ダイニングキッチンで構成されております。またDKの面積は、不動産公正取引協議会より、4.5畳~8畳未満と定められております。先述した1Rや1Kと比べ、DKの場合、専有面積が広くなるので、1Rや1Kより賃料は上がる事が多いです。
 
 
■2LDK(ニーエルディーケー)
2LDKは、居室+居室+リビングダイニングキッチンで構成されている間取りになります。※(上記のWCL=ウォークインクローゼット)
LDKには食事をするダイニングテーブル・椅子、リビングスペースにはソファ・TVを配置する事が一般的です。
 
 
■【S】や【RF】
物件の中には【2LDK+S】や【1LDK+RF】といった間取りがあり、【S=サービスルーム】の事で、採光や換気など一定の条件を建築基準法で設けており、条件を満たしていない部屋をサービスルームと呼びます。一方、【RF=ロフト】の事で、正式にはルーフフロアと呼びます。ロフトは居室とみなされず、専有面積にも含まれない為、同じ間取りで専有面積も同じ物件なら、ロフト付きの方が、広く室内を使えます。
 
 

まとめ

 
今回ご紹介したように間取りのタイプは様々です。物件を探す場合は、世帯数やライフスタイルに合った間取りを確認する事が大切です。引っ越した後に【イメージと違った】【思ったより狭い】とならないよう、慎重に選ぶことをお勧めします。